Cocoonを使ってワンカラムのLP(ランディングページ)を作成する方法を初心者向けに紹介しています。LPには様々なパーツが必要ですが、導入には「CSS」等の操作が不可欠で素人的には難しく思えます。そこでなるべく簡単に初心者の方でも無理なく利用できる方法でご案内しています。是非チャレンジして魅力的なLP作成にお役だてください。 この記事は以下の記事の続編(その3)です。最初からお読みいただくとより一層よくわかります。一応これで最終章になります(^^)。 まず、準備編で固定ページをワンカラムにし、不要なパーツを非表示にする方法を解説しました。 ↓↓↓↓↓↓↓ ■CocoonでワンカラムのLPを作成する方法[初心者・シニア]その1:いらないパーツを非表示にする さらに基本的な操作で設置できる、LPでよく利用されるパーツの作成方法ごご紹介しました。 ↓↓↓↓↓↓↓ ■CocoonでワンカラムのLPを作成する方法[初心者・シニア]その2:LPのパーツを作る この最終編では、Cocoonで用意されている基本的なパーツではなく、独自のデザインをプラスして作成するLPのパーツをご紹介します。(^^) 少しとっつきにくいと感じる「CSS」「HTML」の入力が必要ですが、一度クリアできると十分使いこなせます。 是非この機会にチャレンジしてください。 そして、ワンランクアップしたLP(ランディングページ)の作成に役立てていただければ嬉しいです。 では、パーツごとに解説していきます。
画像パーツを挿入する
まずは、あらかじめ作成した画像パーツを挿入する方法です。画像の挿入は「パート2」でご案内した通りなので、特別な新しい操作を覚える必要はありません。 また、利用するパーツは同じく「パート2」でご紹介した「CANVA」で、簡単に作成できます。
画像の挿入方法
画像の準備ができたなら、 画像の設置方法です。WordPressの画像挿入機能を使います。 まず、画像をデスクトップ等のわかりやすいところに置いてください。 ブロックの追加の[+]マークをクリックします。
画像の追加アイコンをクリックします。
[アップロード]をクリックします。
画像のある場所で、画像ファイルを選択して、[開く]をクリックします。
画像が挿入されます。
画像の位置を調整します。
画面上部のツールバーで、画像の位置[中央揃え]をクリックします。
次に画像の大きさを調整します。
画像が選択されている状態(画像に青い●が表示され青枠で囲まれている状態)で画像下部の青いラインを上にドラッグすると、画像が小さくなります。
また下にドラッグすると画像が大きくなります。
適当な大きさをきめて、画像の外でクリックすると、画像の選択が解除され位置や大きさが確定します。
これで完成です。簡単な手法で、ちょっとしたインパクトや画面に流れが出るので是非色々なLPを参考にして挑戦してみてください。
■画像の挿入例
三角画像プレゼント
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▼緑の三角画像
カラム分割のレイアウト
LPの基本はワンカラム(1枠)での構成ですが、パーツを横に並べたりして表示する場合に便利なのが、一部のみをカラム分割して、図形や文字を配置する方法です。Cocoonはレスポンシブにも対応しているので、カラムで分割したレイアウトは、スマホ等の画面では自動的に縦並びに表示してくれるのもありがたいです。3分割(3カラム)のレイアウト
分割のカラムには色々なレイアウトが用意されています。よく利用されるのは[3カラム:均等割]または[2カラム:等分]です。ここでは3カラム均等割で解説します。 ブロック追加[+]をクリックして、[すべて表示]の黒いバーをクリックします。
デザインの欄で、[カラム]を選択します。
開始時のパターン選択の画面が表示されます。[3カラム:均等割]を選択します。
枠が3個表示されました。一番左の枠内にある[+]をクリックします。
ブロック追加の画面が表示されるので、[COCOONブロック]の欄から[白抜きボックス]を選択します。
白抜きボックスが挿入されます。
画面右枠の設定ボタン[歯車マーク]をクリックして、設定画面を表示させます。
ブロックの白抜きボックスになっていることを確認します。
ボーダー色(枠線の色)や背景色、文字色が設定できます。
挿入した白抜きボックス内にある[+]をクリックします。
ここではCANBAで作成した画像を挿入します。
①[画像]ブロックをクリックして、②該当の画像ファイルを選択し、③[開く]をクリックします。
画像が挿入されます。
さらに[+]をクリックして、必要なパーツを追加していきます。
[段落]ブロック、[区切り]ブロック、[段落]ブロックの順で追加してみました。
同様の操作を、中央の枠と右端の枠で実施します。
以上で完成です(^^)
■画像の挿入例
その他の例
分割レイアウトは、レイアウトをくずさず分割できるのでとても便利です。また今回は白抜き枠を挿入しましたが、枠を挿入せず直接中身を入力すれば隙間のないレイアウトも作れます(*隙間をなくすにはCSSの設定が必要になる場合もあります)。 またCocoon独自の[COCOONレイアウト]で、[2カラム] [3カラム]を利用すると、最初から色わけされた分割枠が作成されます。
色付きのカラムが挿入される。
■3カラム と ■2カラム
下矢印付・アイコン付・リボン付の見出しを挿入する
LPでは欠かせない以下のような見出し表示です。「見出し」のブロックを選ぶだけで、簡単に設定できる方法です(^^)。 例) ■下矢印がついて、角が丸い見出し ■中央に矢印がある見出し ■見出しの先頭にアイコンを入れた見出し ■リボン型の見出し
では、早速挿入方法です。
ここでご紹介するのは、既存の「見出し」設定をそのまま使う!というとっても簡単に挿入できる方法です。
設定した固定ページのみ、見出しのデザインが上記の▼つき見出し等になるということです。(他の固定ページや投稿ページには影響しません)
*つかいこなせば、固定ページごとに(LP毎に)色々な見出しパーツが設定できるということです(^^)
まず、準備です。
Cocoon設定でFont Awesome5 のバージョンを選択する
今回ご紹介するH5の見出しには、「Font Awesome」のアイコンを使用しています。Font Awesomeにはバージョン4とバージョン5があり、現在はほとんどバーション5で利用することが多いと思われます。この記事でご紹介しているCSS設定もバーション5で設定しています。 なので、あらかじめ以下の設定をお願いします。 *構築されているブログで、バージョン4 の設定が必要な場合は変更せず、H5のコードをバージョン4用に書き換えてください。 WordPressのダッシュボードで、[Cocoon設定]≫[Cocoon設定]とクリックします。
Cocoon設定の画面が開きます。
[全体]のタブをクリックします。
サイトアイコンフォントの欄で[Font Awesome5]を選択します。
ページ下の[変更をまとめて保存]をクリックします。
これで完了です。
既存の見出しデザインをリセットする
すでに、ブログ記事を書くためにテーマ等で見出しデザインが設定されています。まずその設定を一旦リセットしいます。

見出し設定用のCSSコピペ
上記と同じ操作方法です、以下のコードをコピーして、コピー内容をさっき貼り付けた[記事下のカスタムCSS] 欄に貼り付けます。リセットコードの続きでOKです。 *かならずリセットコードの後に貼りましょう(CSSは後から設定したものが有効になります)
ブロックの追加ボタン[+]をクリックして、[見出し]アイコンをクリックします。
挿入された見出しを選択した状態で、画面上部のツールバーにて、見出しの種類(H3〜H6)を選択します。
見出しの内容(中身)を入力します。
記事の[更新]ボタンをクリックします。
リセット時と同じく、エディター画面では既存の見出し設定のままですが(CSSが反映されないため)、更新後記事を確認すると、見出し設定が反映されています。
*見出しの設定色の変更については、後述しています。是非挑戦してください!
Bok(かこみ枠)の挿入
囲み枠(かこみ枠)はいろいろオシャレなデザインがたくさんあります。ターゲット用にLPの雰囲気をつくったり、情報にインパクトを与えたりと使い方も色々です。「その2:https://applired.net/cocoon-lp02/#toc_id_7」で、WordPressやCocoonに標準搭載されているBox機能についてご紹介しましたが、他のブログやLPをみてこんなんが使いたいと思った時に導入する方法です。是非挑戦してみてください。コンテンツ幅の矢印付きBoxを挿入する
■コンテンツ幅いっぱいの矢印付きBox
上記の見出しでも同じ形がつくれますが、枠の中に入れる文章や文字が自由に変えられます。
*枠の中の文章はHTMLの構文で入力する必要があります。
HTMLコードを本文に貼る
ブロック追加[+]をクリックして、[すべて表示]の黒いバーをクリックします。
ウィジェットの欄のなかから[カスタムHTL]をクリックします。
「HTML を入力」と入った枠が挿入されます。
この枠の中に、以下のコードをコピーして貼り付けます。
■本文のコピペ用(太字以外のところを書き換えてください)
CSSコードの記載
つづいて、CSSのコードを記事下のカスタムCSS欄に貼り付けます、貼り付け位置は現在記載されているコードの下でかまいません。 記事下にあるカスタムCSS欄に、以下のコードをコピーして貼り付けます。 ■コピー用のCSS
記事の[更新]をクリックします。
記事の表示を確認します。枠はコンテンツ幅いっぱいになるように調整されます(レスポンシブ対応です)
次にもうひとつのパターン、三角の吹き出し部分が枠全体に広がる形のBoxです。
挿入方法は上記と同じです。
コンテンツ幅いっぱいの矢印付きBoxを挿入する
HTMLコードを本文に貼る
上記のBoxと同様、[カスタムHTML]を使用します。 HTMLの枠の中に、以下のコードをコピーして貼り付けます。 ■本文のコピペ用(太字以外のところを書き換えてください)CSSコードの記載
つづいて、CSSのコードを記事下のカスタムCSS欄に貼り付けます、貼り付け位置は記載されているコードの下です。 記事下にあるカスタムCSS欄に、以下のコードをコピーして貼り付けます。 ■コピー用のCSS
どうですか、色々を使えそうです(^^)
ラベルのついたおしゃれBoxの挿入
さて、いよいよ最後のパーツ、おしゃれ囲みBoxの紹介です。 ネットを「囲み枠」「ボックスデザイン」等で検索すると、「使ってください」とたくさん紹介されています(^^) ここで紹介する、ボックスデザインも以下のサイトで紹介されています。 りんごの一目惚れしたデザインです。もちろん自分のLPに使わせていただいていますm(_ _ )m。 ↓↓↓↓↓↓↓ ■【CSS】シンプルな囲み枠(ボックス)コピペですぐ使える https://love-wave.com/css-waku/コードの取得
では、早速設定方法です。まず、コードの取得です。 コードには、HTML(本体に設定)とCSS(記事下のCSS設定枠に入れる)があります。 ご紹介するサイトでは、[コードを表示]というボタンをクリックすると、表示されます。
HTMLコードを本文に貼る
ブロック追加[+]をクリックして、[すべて表示]の黒いバーをクリックします。
[カスタムHTML]をクリックします。
「HTML を入力」と入った枠が挿入されます。
この枠の中に、上記で表示されたのコードをコピーして貼り付けます。
「タイトル」部分に、透明ラベルに記載するタイトルを入力します。
「テキスト」部分に、本文を入力します。(入力はHTMLの構文で入力する必要があります)
*HTMLの構文については、ここでは記載しませんので、ググってください(^^)
入力の例)
■コピペ用(太字以外のところを書き換えてください)
CSSコードの記載
つづいて、CSSのコードを記事下のカスタムCSS欄に貼り付けます、貼り付け位置は現在記載されているコードの下でかまいません。
■コピー用のCSS
記事の表示を確認します。
ばっちりです(^^)
CSSあれこれ
アルファベットや記号の羅列するCSSコード、一見とっつきにくいですがコツをつかんで必要なところだけ修正すれば色々便利にカスタマイズできます。恐れず挑戦してみましょう。 *修正前にはかならずコピーしてバックアップをとっておきましょう(^^)色の変更
サンプルの色がちょっと自分のブログには合わない、と思った時は変更しましょう。 コードを触るのは、色々危険ですが、慎重にやれば大丈夫です。 色が変えられるだけでも随分自分好みにできると思うので、是非挑戦してください。色コードを調べる
まず、色を設定するためにはHTMLで使われる色のコードを設定する必要があります。色のコードを決めるには以下のようなサイトを利用すると便利です。 ■WEB色見本 原色大辞典 – HTMLカラーコード ■WEB色見本 原色大辞典 https://www.colordic.org/
■HTML Color Codes
①色相を選びます
②好きな色を選びます
③コードをコピーします。
よくあるエラーの例(コードの不具合と対処)
よくありがちな、CSS設定のエラーと対処方法を上げてみました。 コードを張り付けたけど、反映されない場合は確認してみてください。「;」「{」忘れ
CSSのコードはすべて必要です、「;」「{」がないと、それ以降の設定がすべて反映されなくなります。
余分なスペースが入っている
全角や、半角のスペース(空白)が入ることでコードが認識されなくなることがあります。
コードのちょっと知識
補足で、cssコードのちょっと知識です。 色コード以外の部分で思うような表示にならないときに確認しみてください。 設定内容の基本です
■padding:文字と枠線との間隔を指定します
・padding-top(文字の上部)
・padding-left(文字の左部)
・padding-right(文字の右部)
・padding-bottom(文字の下部)
■border:線の形状や太さ、色などを指定します
・border-top(文字の上部)
・border-left(文字の左部)
・border-right(文字の右部)
・border-bottom(文字の下部)
好みのデザインを探す
今回ご紹介したパーツデザインは、インターネット上で無料で入手することができます。素敵なデザインがたくさんあります。 この記事のご案内は自分でCSSコードを入力するのではなく、ネット上にあるサンプル(コピーして使用することが許可されているもの)を利用する方法です。上記でご紹介したHTMLやCSSのコードも以下でご紹介するサイトからコピーさせていただきました(一部変更している部分もあります)。 検索サイトで、「見出しデザイン」「見出し CSS」「囲み枠 デザイン」などの語句で検索すると、デザインのサンプルサイトが多数みつかります。是非ご自身でも探してあなたの作りたいLPのイメージにあうデザインを見つけてください。お勧めのサイト
■CSSのコピペだけ!おしゃれな見出しのデザイン例まとめ68選(さるわかさんのサイト) https://saruwakakun.com/html-css/reference/h-design お気に入りを見つけたら、 コードをコピーします。
■シンプルなHTMLとCSSコピペで実装できるタイトル(見出し)のデザインサンプル 50 | NxWorld
https://www.nxworld.net/tips/50-css-heading-styling.html
そのほかにも色々なサイトがあります、探してみてください。
見出しのサンプル
https://saruwakakun.com/html-css/reference/h-design https://miyu-info.com/midashi/![]()
囲み枠のサンプル
https://saruwakakun.com/html-css/reference/box https://maipyon.net/box-design/ https://love-wave.com/css-waku/https://www.granfairs.com/blog/staff/use-triangle-with-css実は、続きの番外編があります! Cocoonはスマホへの対応はほぼ完ぺき(レスポンシブ)なデザインですが。それでもちょっと修正したほうがよい部分は出てきます。番外編ではその修正方法です。 *現在Webの閲覧の8割もがスマホで見られているという事実があります、スマホへの最適化は必須です! ↓↓↓↓↓↓↓(次に読む記事) <以下は作成中です、今しばらくお待ちください> ■CocoonでワンカラムのLPを作成する方法[初心者・シニア]番外編:スマホ最適化「CocoonでLPを作る方法」についてその1~その3までご案内してきましたがいかがでしたか? 作成編については以上です、お疲れさまでした。
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いくら、LPの作成方法を取得しても、 肝心のLPの中身(文章)の書き方がわからなければ、売れる(成果のでる)LPは作れません。売れる(成果の出るLP)には
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